世界最大の運命理論ウェブサイト-「バーチャルタロット-紫微斗数」
どうして「命盤の確定-定盤(ていばん)」が必要なの?
 


驚くべき紫微斗数(しびとすう)の正確性は、その人の「命盤(めいばん、紫微斗数のホロスコープ)」をちょっと研究するだけでその人の運命を推し量れてしまいます。

そして中国何千年の歴史の中で、占いは三流の人間や、何の学も無い者が、その占いの「公式」を身に付けるだけで商売にして来たのです。例えば、8歳の子供が金の棒を握りしめ上手いことを言ったり、何かにとり憑かれた姿を見せ、却って神秘的だと思わせたりして、完全に科学的な使い方を無視した為、間違った道に迷い込み、迷信や詐欺と言った汚名を着せられることになったのです。これは、科挙(中国の公務員試験、1905年に廃止)を崇拝し、科学を無視したせいです。また、近代中国が後れを取った原因とも言えます。

その結果、中国人はとても占いを好みますが、一方でこっそり行くせいで、怪しげな占い師が増え、“素晴らしい”法力を披露し、至る所に「○○○大先生」や「○○○神の使い」が現れ、本当の占いと言うものの内容や実用性が無くなってしまっているのです。   

紫微斗数の計算公式から分かるのは、何千年の時が経ち、一定の修正が必要だと言うことです。現代の医学で明らかなように、胎児の脳は妊娠してから10週前後に形成され、その脳がその人をアドルフ・ヒトラーにするか、アルベルト・シュバイツァーにするかを決めます(もちろん、育った環境もとても大切ですが)。

紫微斗数の発明者にとって、この生年月日と時間を使ってその人の性格を特定することについては、とても大きな壁があったと思います。一体その時間の基準はどこにあるのか。例えば、人為的な要素で生まれた時間が変わることは十分あり得ることです。そこが分からないと、この学問(紫微斗数)も使えないものになってしまいます。また、出て来た「命盤」が全く自分と合っていない可能性もあります。こうして時間が不正確になってしまう原因については、以下のような点が考えられます。

(A)科学的な理論や基礎の不足:時差の調整、時間区の調整、才差の調整、公式の誤差の調整、占い、天文、歴史、地理、自然科学等、伝統的な占い師があまり理解していない基礎科学
(B)生年月日及び時間の記憶違い(陽暦、陰暦の混同)
(C)生まれた時間の定義が不明
(D)そもそも生まれた日や時間が不明
(E)時間を表す機器が狂っていた
(F)現代医学の進歩による出産の多様化(帝王切開、出産誘発、試験管、クローン等)

私個人が紫微斗数を研究してきた、この20年の経験によれば、先ずは自分の生年月日と時間によって自分の「命盤」を出すことが先決です。そうでなければ意味が無くなってしまいます。自分の「命盤」で無ければ、喜んだり悲しんだりする意味がありません。これは医師が出した出生証明も例外ではありません。私の経験からすると、生まれた時間が不確定な人の100人中、70人が出生時間の調整の必要があります。また、時間が分かっている人の100人中、20人の人が同様に調整の必要があります。

インターネットには情報提供者と消費者がお互いの相手の顔が見えないと言う特性があります。よって、「命盤」の正確さがより求められます。多くの人は、占い師は心理分析や相手の顔色を見ながらその結論を導き出すと思っていますが、インターネットを使うことによって、逆に紫微斗数の正しさがより明らかになると思います。そしてそれは誰に対しても同じことで、特定の人に対してだけ正しかったり間違っていたりと言うことではありません。 同様に、データベースの中の資料は厳しく中立の立場で分析され、参考データを提供します。そして誰の影響を受けることもありません。これこそが人工知能であるコンピューターを使うことの長所なのです。また「命盤の確定」についても、科学的推論の方法で算出します。自分を知る為にこれに関与し、中国に伝わる古い科学を研究することで、中国人が発明した知恵は、実用的な科学だけではないことが分かります。人類学、心理学、社会学の面でも時代を超えた理論であり、我々がきちんとこれを活用するのを待っているのです。

 
 
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