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遺伝子研究が紫微斗数の奥義を解く
 

想像しにくいことではありますが、全世界で話題の遺伝子研究は中国古代の紫微斗数の正当性と価値を十分に実証することができます。遺伝子研究はまだ始まったばかりですが、これらが示す内容は紫微斗数の内容に酷似しています。紫微斗数の理論は遺伝子コードにより証明できるとも言うことができ、実に驚かされるべき事実と言えましょう。

11番染色体からあなたの命宮主星を見る  
遺伝子とはそもそも何でしょう?1953年にDNAの二重らせん構造が発見された際、世の中の人々はみな人類の生命の奥義が見つかったと思いました。2000年6月26日、当時のアメリカ大統領クリントンと英国首相ブレアはヒトゲノムの配列読み取りの概要が完了したことを共同声明しました。当然のことながら、人類が遺伝子のすべての暗号を解読するにはまだ時間がかかりますが、現時点で分かっている遺伝子研究でも、すでにたくさんの謎が明らかにされています。  

紫微斗数では生命のある特質に関して精確な推論を立てることができます。例えば人間の個性は生まれつき備わったもので、後天的にはただ調整されるのみで、変えることはできないということです。遺伝子研究でも同様な結果が得られています。例えば11番染色体の短腕上にあるD4DR遺伝子は「ドーパミンD4受容体タンパク質遺伝子」と言われ、人間の脳内の神経細胞と神経細胞の間のシナプスから細胞膜表面まで伸びており、ドーパミンとくっつく準備をしています。  

このドーパミンとは何でしょうか?これは神経伝達物質であり、脳内でドーパミンが欠乏すると、優柔不断で冷たい性格になります。さらに自分の身体を動かすことができなくなり、もっとも極端な例としてはパーキンソン病が挙げられます。逆に脳内でドーパミンが過剰になると、好奇心が旺盛で、冒険好き、積極的で進取の精神に富んだ性格になると言われています。覚醒剤などの薬物にはドーパミンを刺激する効能があります。簡単に言いますと、ドーパミンは脳を活性化させる化学物質であり、少なすぎると行動力や積極性に欠け、多すぎると、物事をつまらなく感じやすく、しばしば新しい事を求めて冒険に出るようになります。これが性格の違いの根源となっています。

遺伝子と浮気性の関係性  
遺伝子と性格の関係性を探り出すため、科学者はいくつかの実験を行ないました。これによりD4DR遺伝子が長ければ長いほど、ドーパミンに対する感度は低下し、生活においてより多くの冒険を必要とします。冒険することでD4DR遺伝子の短い人が単純な作業で得るドーパミンと同量のドーパミンを得るということが証明されています。新奇性を追求する性格にはドーパミンが必要であるということを証明するため、科学者たちはもう一つの驚くべき事例を挙げています。新奇性を追求する性格とD4DRの関係性を証明するため、アメリカである大規模な実験が行なわれました。これにより、両性愛の男性の中でD4DR遺伝子が長い人が異なる男性とベッドインする回数は、短い遺伝子の人に比べて6倍。長い遺伝子の人が異なる女性とベッドインする回数は、短い遺伝子の人に比べて5倍ということが分かりました。

遺伝子と度胸の関係性  
さてD4DRについて色々と述べてきましたが、これだけが性格に影響を与えていると思いますか?当然のことながら、それは違います。D4DRは最初に発見された性格遺伝子にすぎません。基本的に臆病になるか、自信家になるかは先天性の遺伝によります。あるハーバード大学の心理学者が児童を研究した際、彼は早くも生後4ヶ月の時点ですでに子どもの性格を判別できたと言います。子どもが14年後、成長した時に臆病になるか、あるいは自信に満ち溢れた人間になるかを予測できたのです。実験結果によると、ヨーロッパ系の血統に対する調査では、臆病な青少年は眼がブルーで、アレルギー体質、背が高く痩せ型、面長の輪郭、感情の起伏が激しく、心拍数も比較的速いことが分かりました。これらすべての特徴は胚葉の神経堤と呼ばれる細胞がコントロールしており、神経堤は脳内の扁桃腺の元でもあります。これらはすべて同じ神経伝達物質のセロトニン・ノルアドレナリンを用いています。これはドーパミンと似た物質です。

遺伝子研究が紫微斗数学理の背景を証明する  
click 108内で語られている紫微斗数の理論を読まれましたか?上述の最先端遺伝子研究とどこか違いはありますか?紫微斗数の陰陽分類の結果は、ドーパミンの作用力と酷似しています。陽性主星の方は積極的なタイプで、陰性主星の方は畏縮しやすいタイプです。例えば、新生児に対してドーパミン検査を行い、陰陽主星の基準を用いて分類し、20年後にどんな変化と結果があるかを予測します。おそらく専門家たちを大いに驚かせる結果になるはずです。紫微斗数には108個の星があり、各星がそれぞれ異なる性格や行動を表します。遺伝子専門家が見積もる「性格に影響をおよぼす遺伝子」の数も同じくらいです。

  ここで遺伝子の基本概念について知っておきましょう。遺伝子はDNA鎖が絡み合ったもので、溶け合ってはいません。これは1860年にメンデルが遺伝研究を行なっていたときにすでに実証されていた事実で、隔世遺伝は起こりうる現象です。遺伝子の特質は結合により変わることはありません。ただし、進化、あるいは突然変異によって変わることはあります。これは自然に委ねられた現象の一つです。
 
紫微斗数の各星の同宮はただ相互に影響を与えるだけで、それ自体が変わることはありません。二つの星の結合方式と遺伝子の結合は全く同じです。遺伝は新たに組み合わせられた結果であり、各星の特質も絶対に変わることはありません。もし我々が各星を一つの性格遺伝子と見なすと、その対応性は強烈なものになります。  さらに特記しておきたいのは、紫微斗数は出生時刻を根拠に各人の性格や特質を精確に推論するものであり、異なる時間に生まれた遺伝子の組成と必ず関係があります。また、地球の地理的位置にも関係があります。現在の科学研究は、こうした領域までは研究が到達していません。20年後、科学者によって、ある種の性格遺伝子がある出生時刻に特別に多く見られるということが発見されたとしても不思議ではありません。
中国人が千年以上の昔にすでに研究していた遺伝子の組み合わせ理論へ到達したのに過ぎないのですから。
性格に影響を与えるもうひとつの遺伝子―17番染色体  
まだ懐疑的な方がいらっしゃるかもしれませんので、いくつかの事例を挙げてみましょう。紫微斗数では、ある星の人は非常に潔癖であるとしています。例えば太陰の武曲星の人です。  これを遺伝子によって説明してみましょう。セロトニンはモノアミン神経伝達物質の一種で、セロトニン・ノルアドレナリンやドーパミンと同じものです。脳内のセロトニンが多くなると、強制的な性格になり、整理整頓を異常に気にしたり、用心に用心を重ねたりするようになります。ひどい場合は神経過敏になることもあります。極端な病態として「強迫症」と呼ばれる症状があります。一方で、セロトニンが少ないと、衝動的になりやすい傾向があります。衝動的に暴力的な犯罪に走ったり、自殺したりする場合もセロトニンが少ない場合に見られやすい傾向です。ELI LILLY製薬工場ではこの理論に基づいて新薬プロザックを発明しました。これはセロトニン系統に影響を与えるものです。  セロトニンを増加させると、焦りや落ち込みを緩和することができ、元々が通常の人は楽観主義者になるとされています。ただし、ここで少しお待ちください。遺伝子研究はそれほど単純ではありません。

その他の要因が相互に影響するため、逆に正反対の作用を生み出す可能性もあります。例えば17番染色体上にはセロトニンの運送者と呼ばれる遺伝子があり、これはある一部の遺伝子の配列を変えられます。この種の遺伝子が多い人は神経過敏ではなく、一般の人よりも簡単に楽しいと感じるようになります。この新薬は遺伝子にも影響を与え、セロトニンに対する神経細胞の作用に影響を与えていると言えます。ゆえに、すべての性格の遺伝子の相互作用はとても複雑で大きな工程であることをよく理解しておきましょう。

 もし上に述べた説明が難しすぎると感じたならば、簡単な日常生活の例を挙げてみましょう。コレステロールは誰もが知っていますが、コレステロールが高すぎると心臓病の死亡率を高めます。では、低い場合はどうなるでしょうか?  一つ驚きの数字を挙げましょう。コレステロールを下げる治療は心臓病の発作を14%減少させることができます。しかし、不慮の死の確率を78%増加させます。実際、80年代には、衝動的で反社会的、かつ落ち込みやすい人、囚人や暴力犯罪者、さらに自殺未遂者などのコレステロール値は他の人よりも低いことがすでに分かっていました。基本的に太っている人は比較的危険が少ないということになります。  

ある大規模なテストが7ヶ国35万1千人に対し、7年間にわたって行なわれました。その結果、同じくらいの年齢のコレステロール値が非常に低い人と非常に高い人では、死亡率は中程度の人の2倍であることが証明されました。コレステロール値が低い人の死亡原因の最も多かったのが事故、自殺、他殺でした。その中でも25%を占める最低コレステロール値の男性の自殺率は、25%の最高コレステロール値の男性の4倍でした。これもセロトニンが関係しています。

遺伝子研究が導く「宿命論」は薬物で治療できるのか?  
遺伝子研究では「性格に強烈な遺伝子成分があると、それは絶対に変えることはできないことを意味する」という「宿命論」を導き出しています。実際これは興味深い現象の一つではあります。しかし、もっと興味深いのは、遺伝子研究所で開発された薬物により情緒をコントロールさえできれば、遺伝子研究の言う宿命論はもはや宿命論ではなくなってしまうと言うことです。おかしく聞こえるかもしれませんが、抗うつ剤を飲めばあなたも楽観的になれるということです。  ビタミン剤を飲めば夜遅くまで起きていられるのと同じ事です。ただし、副作用さえなければという話しです(市場に出回っている多くの薬物は開発を急いだため、十分なテストが行なわれていないことがあります)。もし安全のため、薬を飲みたくない場合は非遺伝子治療法も有効です。以下は「科技紫微斗数網」でできることです。  

自分の性格が先天性のものであると理解することは性格を直すのに役立ちます。お客様に自分の性格は天性の紛れもない事実だが、悪いことばかりではないと教えると、とてもホッとした気持ちになることが実験結果ではっきりと示されています。病理的な要素ではないことを基本的な方向性とし、周囲の人々に自分について認知してもらうことは、自我を認知する最良の手段であり、人間関係を促進させます。  

言い換えれば、「あなたたちは生まれつき臆病なので、臆病を克服できるようにお手伝いしましょう」と言うことです。結婚カウンセラーの専門家も同じく、クライアントに自分のパートナーのどうしても変えられない悩ましい習慣を受け入れるように説きます。おそらくこれらの習慣は天性のものであり、折り合う方法を見つけ出さなくてはいけません。例えば同性愛者の両親についてですが、同性愛は生まれつきのものであり、変えることはできず、子育ての結果ではないと信じることができた時、事実を受け入れやすくなることが多いです。先天的な性格とは決して判決を言い渡している訳ではなく、逆に苦悩から逃れ、自由の境地に到ることができるのです。

遺伝子研究による「宿命論」は薬物治療できますか?  
実際、潜在能力開発、ライフプランニング、対人関係など、これらはすべて自我を認識しているかどうかに関係があります。将来的な遺伝子研究の発展は、必ずや現在の病気治療方法と同じように行なわれていくでしょう。平日の出勤日にエネルギーが足りない時は元気がでるサプリを一粒飲み、休日には疲れることはせず、のど飴でもなめてリフレッシュに出かけます。これこそ宿命論を本当に変えられる大きな行動です。しかし、どれくらいの時間がかかるでしょうか?また、もっと重要なことは、その時が来たらどの人もよくなるのでしょうか?「遺伝子差別」がもうひとつの不平等を生み出すかもしれません。“一生懸命働けるサプリ”を買える人、“冒険を追い求められるサプリ”を買える人、このように現代社会でサプリを買える人は、古代で朝鮮人参を買っていた人と同じく、本当に生命や生活の本質を改善したいと願っている人たちです。逆に一番良い方法は「科技紫微網」に直接アクセスすることです。より早く、より安く自我を認識できます。“現状に決して満足できない”、これは人類最大の先天的な性でしょう。 網で自分を見つめてみてはいかがでしょうか。

 
 
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